今日は、大学の授業を40代が受けると浮くのか?ということをお話ししたいと思います。
【40代の大学生は学食で浮く!?】社会人の大学生が大学の食堂に行くってどんな感じなのか
大学の授業形式は大きくは、2つあります。
先生が教室の前で学生に向かってパワーポイントなどを見せながら説明をする「講義形式」と、グループでディスカッションや発表を行う「グループワーク形式」で行われる授業に大別できます。
「講義形式」の際、授業で浮いていたかどうか正確には分からないのですが、おそらく40代の中年が授業を受けているかどうかは気付いていなかったと思います。その理由は、「ここにいる皆さんは平成生まれだから、経験していないと思うが・・・。」、「先生が大学生だった頃は・・・こうだった。皆さんは知らないと思うが・・・。」など、中年の学生が座っているとは考えてもみないような言葉が多かったからです。500名くらい入る大講義室では、先生からはそんなに遠くまで見えないので気付いていなかったと思います。
私が30代かなって思う学生に話しかけてみると、話し方で20代って分かったり、近くでよくよく見ると肌年齢が若くて、「これは20代の肌だわ」って思うことも結構ありました。それに、「もしかして同い年ぐらいかな」と思うような、見た目がちょっと老けた感じの学生も何人かいたので、先生もあんまり気にしていないでしょうし、学生が何歳であろうと先生にとってはどうでもいいことでしょうしね。
「グループワーク形式」の授業では、最初にグループ内で自己紹介をするケースも多かったので、最初から年齢を言って、社会人ってことも伝えて・・・、すると、めちゃめちゃ興味を持ってくれて、「どうして大学に入ろうと思ったんですか?」「なんの仕事をしてるんですか?」とか、質問責めで「私って人気者?」って思う時もありました。
20人ぐらいの少人数授業で課題発表の時は、40代で社会人ということを「強み」にして、自分の経験に基づいて事例を交えながら話して説得力を持たせていました。そして、私の実際の経験に興味を持って、キラキラした目で話を聞いてくれたり、居眠りしていた学生が私の発表の時は真剣に話を聞いてくれてたり、社会人で人生経験があるってことが得な時もありました。
多少年齢を気にしてしまうこともありましたが気にしても仕方がないですし、そういうこともあるかなって想像して大学に入ったので、多少は仕方ないかなって思っていました。「この年で若い学生の友達が一人できたら上出来」と思って大学に入ったので、何人かの友達やかけがえのない仲間もできたので十分です。
私が通った大学は、「編入試験」だけで、「社会人入試」が行われていなかったので、「社会人入試」を行われている大学では、30代以上の学生もいくらかいるかも知れません。それに、大学や学部によっては、ミドル層以上の学生もおられるようです。
「社会人入試」を行っている他大学の事務局に話を聞いた際は、「40代でも50代でも、それ以上の年齢の方も受験されて、授業も受けられていますよ。」というお話だったので、浮く心配のない環境の大学もあるのだと思います。
他大学の事務局を尋ねてお話をお伺いした際には、複数のミドル層、シニア層の方が学んでいるという風に聞いていました。また、受験の時は中年の人も何人かいたので、入学してみると、まさかミドル世代の学生が私だけとは思ってもみなかったのですが・・・。
まとめ
「講義形式」の授業では、先生からは中年がいるかは見えないので授業で浮いてはいなかったと思います。「グループワーク形式」の授業では、年齢を開示し職業の話や社会人としての経験を話して、「自分から浮きに行く」のがクラスに溶け込むコツです!
若い学生に混じって授業を受けるのが心配な方は、実際に受験する大学の事務局に自分と同じような年齢層の学生が通っているか等、下調べをしてから受験した方が安心です。
浮いていないか心配になることもありましたが、壁を作らず心を開いていれば年齢差があっても友達や仲間はできますよ。大学で学びたいと思ったら飛び込んじゃえばいいと思います!
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