「中年の危機」ってご存じですか?
「ミッドライフ・クライシス」とも言います。
中年の危機(ミッドライフ・クライシス)
「ミッドライフ・クライシス」とは、
40代や50代になり、子育てがひと段落したり、キャリアの頭打ちなどを感じた際に起こる「自分の人生はこれでよかったのか?」と問い直さずにはいられなくなり、心が不安定になる状態をいいます。
今振り返ると、まぁ振り返らなくても、大学へ進学するきっかけが、この「中年の危機」によるものだと自覚していました。
充実していた30代から一変、停滞感を感じ、うつ状態の40代
30代になり、
仕事では20代には経験できなかった新しいことを任され、とてもやり甲斐を感じていました。
また、プライベートでも、子供が保育園、小学校、中学校に通っている年齢の頃は、やることが多く忙しくて毎日ヘトヘトになりながらも、子供たちの成長を楽しんでいました。
このように、30代では、仕事でも家庭でも非常に充実した日々を送っていました。
しかし、40代に入る頃から、日々新しいことを吸収して成長を感じていた仕事も、ルーティーン化して、単なる作業のように感じることも多くなりました。また、子供たちも成長していって、30代の時の多忙さと比較したら断然手がかからなくなりました。
仕事と家庭の両方に、あまり新しいことやチャレンジングなことがなくなり、少しうつ状態でした。
新しいことをしたり、自分やさまざまな状況に変化を起こしたりすることを楽しいと感じる性格なので、停滞感を感じる日々は私にとってストレス極まりないものでした。
受験勉強による、うつ状態からの解放
そんなストレスを感じていても、なんにも行動しない自分に嫌気がさしていました。
このままでは、ベッドから起き上がれなくなってしまう。。。本当に深刻な状態になってしまうのではないか。。。
そんな時、本で編入制度というものがあることを知りました。
しかも、短大卒の私は3年次から入学して2年で卒業できる!2年間なら学費の負担も4年間通うことに比べれば安く済む!
それに、短大での2年間の学修歴も無駄にならない!
そんなちょとした本との出会いで、4年制大学への編入に興味を持ち始めました。
そんなタイミングで、入社時からお世話になっている上司が亡くなったり、周囲の年配の方々が病気になったりして、定年になったらしたいことをしようと準備していたけど、結局したいことができなかった人たちがいて。。。
焦る。。。。妙に焦り出したりして。。。
どうせいつかは私も。。。
なので、好きなこと、やりたいことを全部しよう!って思ったのです。
そんなこんなで、興味のあった大学編入のことについて、まずは知ってみようと、通信大学の合同説明会や塾に説明を聞きに行ったりしました。
そして、学編入試験を受けるって決めてからは、必死で編入試験へ向けて勉強しました。
編入試験に「合格」という目標ができたお陰で、うつ状態にあったことなど忘れて、すっかり受験勉強に夢中になっていました。
というわけで、私は自身の「ミッドライフ・クライシス」を乗り越えたのです!
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