今日は、40代で初めて4年制大学に通った私が、大学の授業を受けて、ちょっぴり傷ついたことをお話ししたいと思います。
最近では、学び直しやリスキリングで社会人も大学に通ったり、芸能人が大学生になったりと、社会経験を経て大学で学ぶ方達も増えたように感じます。私自身も社会人でありながら、普段の生活に何か物足りなさを感じて大学受験を決意しました。
入学して初めての春学期で、シラバスの内容を読んで面白そうな授業を取れるだけとりました。緊張とワクワクが入り混じった気持ちで、いざ授業へ!
しかし、周りを見渡しても若い人達ばかり。若い人たちに混じって授業・・・ちょっと恥ずかしい気もしたけど、「こんなことで気にしててはダメ。おどおどしてたら余計に恥ずかしい!堂々としていよう!」。自分にそう言い聞かせて授業に臨みました。
初めて受ける経済学の講義。講義の冒頭で先生が「若い君たちは、これからの大学生活でたくさん勉強して色々な経験をするように。」と、これから大学生活を送る学生に心構えを諭された。
ーふむふむ、そうね。。。そりゃそうだよね。一般的に想像する大学生は若いもんね。先生も、まさか40代の学生が紛れ込んでるなんて思わないもんね。仕方ない、仕方ない。
そのあと受けた社会学の講義では先生が、「君たちはまだ生まれていないから知らないだろうけど、阪神・淡路大震災が起こって・・・その時、私は大学生で・・・。」
ーあぇ?先生、同年代。。。1、2歳差くらいか。。。40代って働き盛りだもんね。そりゃー、大学の先生してる人もいてる、いてる。それに、私も震災時は短大生で、すんごい揺れやった!全授業が休講になったから覚えてる。
「アムラーって知ってる?歌手の安室奈美恵さんのファッションスタイルが流行った時代。皆さんは、その時代を知らないと思うけれども・・・。」
ーいやいや、知っとるっちゅう―ねん!何ならチェックのミニスカに黒のロングブーツ、黒のタートル着とったっちゅーねん!そもそも、授業内容とは関係ない雑談的な話やん。
その後の授業でも年齢の矢が私の心に刺さり続けたのでした。入学した年の春学期に履修した12の授業のうち9つの授業で、若い学生しか授業を受けていないという前提での講義。その度に私の心はズキンズキンと痛みを感じたのでした。
こんな調子で、私の心は勝手にちょっぴり傷ついた。。。というお話でした。
こんな感じで、今後、どのようにして受験を突破したのか、大学受験中の話や大学に通学中の話、そして卒業後の話などを共有していきたいと思っています。
社会人で大学に通いたいけど迷っている方、人生を面白おかしくしたい方、既定路線の人生もいいけど冒険してみたい方などの参考になれば嬉しいです!
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