40代で大学受験した私が試験会場で浮いていたかどうか、ということをお話ししたいと思います。
私は編入学試験を受けて、3年次から入学をしました。
編入学は、、募集している大学もあるし、まったく募集していない大学もあります。また、今年度募集していたからといって、来年度に目当ての学部が募集を出していない場合もあります。
私の入学した学部も、毎年募集をしていたのに、次年度からは募集がされてなかったです。
私と同じような中年の大学生が入ってくることを願っていたのですが、募集すらされてなかった・・・。
4つの私立大学を受験した時の様子(浮いていると感じたか?)
私は4つの私立大学の編入試験を受けました。
国際系の学部を3つと文学部を1つ受験しました。文学部は興味はなかったのですが、本命の大学を受験する1ヶ月前にどこかしら受験して、受験慣れすることと本命のための対策を練るための材料集めが目的でした。
では、それぞれ4つの大学について、受験した際の様子、「私って浮いてる!」って感じたかどうかを説明していきます。
① 私立 編入・社会人入試の受験会場
(ミドル層以上の受験生:2名 / 100名程)
最初に受けた大学では、一つの大教室で、文系理系の5つほどの学部の編入試験と社会人入試が同時に行われました。
ミドル層以上の年齢の受験生は、100名程度いた中、2名だけでした。2名以外は、20代ぐらいだったと思います。30代が混じっていてもあまり分からないですが、40代や50代以上の年齢の受験生が混じるとすぐ分かります。
理系の学部に1名白髪まじりの、おそらく50代ぐらいの男性が受験していました。
文系の国際文化学部を受験していたミドル層以上の年齢の人は私だけでした。
会場の中で浮いていたかどうかは微妙ですが、みんな自分の試験に必死で集中しているので気にしている人はいなかったと思います。
筆記試験が終了すると、順番に面接に呼ばれます。志望動機やどのようなテーマの研究をしたいのか、論文を書きたいのかなど尋ねられます。私の場合は、なぜ社会人で今、大学で学ぼうと考えたのかということも聞かれました。
ミドル層の50代ぐらいの受験生もいましたし、面接時の面接官との会話も弾んだし、あまり浮いている感じはしなかったです。
② 私立 編入・社会人入試の受験会場
(ミドル層以上の受験生:0名 / 400名程)
2つ目に受験した大学では、編入試験だけでなく、社会人入試も同じ会場で同時に行っていました。
社会人入試は編入学とは異なり、1年生から最低4年間大学に通う必要があります。
英語の代わりに小論文でよいことが、どの大学でも多く、英語があまり得意ではないミドル以上の人たちも受験しやすいのが特徴です。しかし、ミドル層以上の受験生はいなかったように思います。
2つ目に受験した大学では、社会人や主婦、定年後に入学するミドル層以上の学生も通っており、大学のWebページにも、その方たちのインタビュー記事も載っていて、社会人にも門戸を開いているようです。
受験について大学事務局に相談した際も、複数のミドル層以上の方が受験されて通学されていますよ。ということでした。
社会人入試や編入学が人気の大学なようで、午前の第一部と午後の第二部の二部に分けて試験が行われていました。
私は午後からの第二部の試験だったのですが、同じ会場内に400名程受験していました。会場に午前の座席の貼り紙もしてあったので分かったのですが、午前も同様の人数の受験生がいたようです。
事務局の人が毎年、年齢や世代関係なく受験されているとおっしゃっていたので、午前の部にミドル層以上の受験生がいたかも知れません。
人数があまりにもたくさんいて、周りの目など何も気にならなかったのを覚えています。
人が多すぎて、浮いていなかったというか、みんな同じようなスーツを着ているので紛れていたという感じです。
③ 私立 編入学試験の受験会場
(ミドル層以上の受験生:3 名 / 150名程)
3つ目に受験した大学では、社会人入試は行われておらず、編入試験だけ実施されていました。
のちに、私はこの3つ目に受験した大学に入学することになります。
大教室の同じ部屋で文系理系ともに編入学試験が行われていて、理系の学部の席に50代ぐらいの男性1名、私と同じ学部を受験していた50代ぐらいの女性1名と私の3名がミドル層以上の受験生でした。
合格したのが私だけだったのかは分かりませんが、私以外の2名のミドル層の受験生は入学していませんでした。
試験が終わってからは、隣の20代前後の女の子に「さっきの英語の問題の意味は・・・ですよね?」って聞かれ、適当に「そうだと思います」って答えたのを覚えています。
普通に話しかけてくれたので、浮いてなかったというか、他の学生は私の年齢など気にしてない様子でした。
④ 私立 編入学試験の受験会場
(ミドル層以上の受験生:0 名 / 100名程)
4つ目に受験した大学には、ミドル層以上の受験生は皆無でした。編入学試験のみが行われている会場で、100名程受験していたと思います。
受験生らに何度か先生か大学職員と間違えられました。
筆記試験後の面接では、入学した後のことを心配されました。面接官は教授2名でしたが、「以前、年配の方がこら入学してこられたけれども、年齢差のある学生たちと一緒に授業を受けることで大変苦労されたようです。」「入学試験をパスすることはできても、その後の学生生活はもっと大変かと思いますがどうですか?大丈夫ですか?」と・・・。もちろん私は「大丈夫です。」と答えましたが・・・。
この4つ目に受験した大学では、筆記試験の時も先生に間違えられたり、大学職員と勘違いされて試験教室を尋ねられたりしたことに加え、面接でも、他の学生との年齢差による授業の受けづらさを説明されたりしたので、浮いていた気がします。
まとめ
・4つの受験大学の内、2つの大学にミドル層以上の受験生がいた。
・受験時に浮いていると感じたのは、4つの受験大学の内、面接官に年齢差のある学生と授業を受けることを心配された、1つの大学だけ。
・受験生は試験に必死で周りをそんなに見ていないし、そんな余裕もないので気にしていない。
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