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40代(ミドル世代)で大学生になった筆者がリアルに語ります!

【ミドルの大学生】40代で大学に通った私の家庭との両立について

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私が40代で大学に通い始めたのは、まさに人生の転機でした。家事、育児、仕事をこなしながら、毎日のようにキャンパスに通う日々は決して楽ではありませんでした。それでも、大学で学ぶことができた喜びと充実感は、今でも心に強く残っています。今回は、そんな私の40代大学生活と、家庭との両立について振り返りながら、家事や育児をこなす工夫、また家族の支えについてお話ししたいと思います。

1. 40代での大学生活開始―編入学からのスタート

私は社会人経験を経て、編入学試験を受けて大学に入学しました。最初は「大学生って自由な時間が多いのかな」と少し甘く見ていた部分もありましたが、実際にはそんなことはありませんでした。特に、子供がいる立場での大学生活は、想像以上に大変なものでした。

入学初年度の3年生からのスタートは、勉強に加えて、学生としての生活に慣れることが求められ、最初の学期は緊張と寝不足が続きました。受験勉強時期の寝不足が続いたまま、大学生活に突入。昼間は講義やゼミ、夜は課題やレポートに追われる毎日でした。特に最初の頃は、勉強と家事の両立が思うようにいかず、家のことは後回しにすることが多かったのです。

2. 家庭との両立―朝早くからの準備

私が通っていた大学は、初年度は必修科目が1限目に設定されていることが多く、朝の準備がかなり大変でした。家事全般の中でも特に重要だったのは、子供たちのお弁当作り。毎日、学校に行く前にお弁当を作ることは欠かしませんでした。朝は早起きして、爆速でお弁当を作り、6時過ぎには家を出る準備を整える。時間との戦いでした。

朝食は食べず、出かける直前にお弁当をつくって子供達の学校の準備を整えてから出発します。お弁当は冷凍食品などを多く利用しました。1品でも手作りが入っていればOKというルールにしていました。通学時間が長いので、その間の時間を効率的に使うことも重要でした。通勤は電車で30分、さらにバスで1時間。バスの中では睡眠不足を少しでも解消したり、課題に取り組んだりしていました。バスにはコンセントがあり、PCを充電しながら課題に集中することができました。こうした移動時間をうまく活用することで、なんとか日々の忙しさを乗り切ることができました。

3. 家事の工夫と負担の軽減

家事に関しては、もちろん全てを完璧にこなすことは難しかったです。特に最初の学期は、家事の負担を減らすために様々な工夫をしました。掃除や洗濯は毎日こなすことができなくなり、掃除は週に一度まとめてして、洗濯は週に2、3回できればOKというルールにしていました。それでも、子供たちのお弁当作りと夕食作りは欠かしませんでした。このように、子供達を最優先して、でも必要最低限のことさえしていれば良しという風に自分ルールを作っていました。

夕食に関しては、毎日新しく作るのは無理だったので、週末に作り置きしておくことにしました。こうすることで、平日の夜は温めるだけで済むため、時間に追われることなく、家族との時間を取ることができました。また、栄養のバランスを考えた作り置きレシピを見つけて、無駄なく食材を使い切るようにしていました。

4. 子供の大学受験と家事・勉強の両立

私が大学に通っている間、家族の中でも特に大きなイベントは、子供の大学受験でした。子供も受験生として忙しく、勉強に集中する時期でしたが、私も大学生活で勉強をしているため、家庭内でのバランスがとても重要でした。大学の課題や試験、子供の進学先を一緒に考えることなどが重なり、さらに忙しくなりました。

それでも、子供たちにはお弁当を作り続け、勉強や進路相談にも時間を割くことを心がけました。

子供たちに「私が大学に通っていた間、寂しい思いをした?」と尋ねると、「全然気にしていなかったよ。むしろ、お母さんが大学に通っていることが珍しいから、友達に話すと面白がられて、ちょっと自慢だった」と言われました。確かに、親が大学に通うというのは珍しいことであり、友達に話すと大きな話題になっていたようです。親が「面白いことをしている」と感じていたのは、子供たちにとっても一種の誇りだったのかもしれません。

5. 終わりに―40代大学生活の意義とこれから

大学を卒業して振り返ってみると、40代で大学に通った経験は私の人生において大きな意味がありました。家事や育児、大学の課題、そして子供の進学など、全てを同時にこなすことは確かに大変でしたが、それでも「学びたい」という気持ちがあったからこそ、乗り越えることができました。今では、子供たちは私が学んでいた姿を誇りに思ってくれているようで、そうした気持ちを大切にしながら、これからも、自分のしたいことに正直に挑戦し続けたいと思っています。

家庭との両立には苦労も多かったですが、結局のところ、家族の理解とサポート、そして自分の目標に対する情熱があったからこそ、乗り越えられたのだと思います。

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